イベント事業

遊牧民の絨毯に見る鳥や動物のモチーフ

パキスタンの荒涼地帯
みなさん、こんにちわ。株式会社クラウドナインの事務局です。
バローチから続くシリーズものになりそうな今日このごろ!!

わたしたちは遊牧民の絨毯を日々眺めていますが、見飽きることがない不思議な魅力があります。
心が安らぐ色であり、暖かさがあります。中のモチーフが素朴で遊牧しながらどんな場所で、どんな人が織ったのかを考えるとロマンを感じます。
昨今遊牧民を訪ねるツアーまで出現したそうですが、絨毯を見ながら遠く思いを馳せるだけで私には十分心地よい時間です。
小世帯で遊牧生活をする人々同志にもつながりがあります。婚姻関係でもつながり、絨毯にも部族模様、家の伝統模様が交じり合っていきます。

たとえば婚家のメダリオンに実家のボーダーという具合です。
それゆえ、科学の方程式のようには絨毯のルーツを解明がしにくいわけです。
10冊以上の分厚い英語の絨毯キリムに関する本を持っていますが、難しい・・でも面白い!
私もA. Middleton氏が言うように広い心をもって、眺めて楽しみ、様々な研究に耳を傾けたいものです。
The field of rugs & carpets is not an exact science.
Scholars, collectors, and each has his or her own theories about meaning of motifs
and design: thus open mind is sometimes required.
The beauty of these wonderful objects, however, is beyond dispute.
(Andrew Middleton)

モチーフの中で目を引くのはやはり動物。
鳥だけの絨毯も圧巻です。北イランのシルクの鳥は美しい。
孔雀だそうですが、パキスタンやインドにも生息するとありますが、果たして遊牧民の住む山岳地帯にいたのかははなはだ疑問です。
研ぎ澄まされた感覚で織る鳥のモチーフ、まさに素晴らしいの一言。
みなさん、どう感じますでしょうか?

パキスタン絨毯モチーフ4

パキスタン絨毯モチーフ3


パキスタン絨毯モチーフ2
パキスタン絨毯モチーフ1

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