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遊牧民の草木染(Plant dye)

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遊牧民の草木染(Plant dye)みなさん、こんにちわ。株式会社クラウドナインの事務局です。

山岳・砂漠地帯を広範囲に、家畜の草を求めて移動する遊牧民にとって、生活はほぼ自給自足で先人の工夫に満ちたものです。いつぞやバローチの長の奥様を東京案内しました。その暮らしぶりは私のイメージしていた小家族での遊牧生活とはかけ離れていて、人間関係の濃いものでした。
100人分以上の食事を作る機会がとても多いと話し、それが毎日続くことも多いとのこと。
孤独な遊牧生活も今は昔の部分がありそうです。

バローチの絨毯の特徴はなんといっても色!

深く濃く・・そして鮮やかな赤!!
自分の空間に是非とも置きたくなる暖かい色です。心にとてもいい色です。厳しい山岳に住む彼らにとって明るい我が家に必要な暖かいほっとする色なのでしょうね。
草木染もまた子孫から代々受け継がれる伝統の技術で、その人々が持ついわゆる門外不出の技かもしれません。とはいえ同じ材料、分量で作ったところで同じ色が出せないのが草木染の難しくも素晴らしいところです。化学染料とは色合いも違えば色の濃さも違います。
染色の過程で出る色のグラデーションが草木染の絨毯の色を味わい深いものにしています。

ある時日展理事長の中山忠彦先生と染色についてお話した機会がありました。中山先生はカシミールショールに造詣が深く、その絵画の背景などにも多く描かれておられます。
先生はショールの裏がお好きとおっしゃっていました。確かに草木染の深さがより面白く感じられる裏模様、それ以降のショール使いに時々裏を使用しております。

草木染の奥深さも自然が持つ力なのでしょう。材料集めから、染色まで、時間と根気と経験と、お天道様の力のいる仕事で心打たれる仕事です。
年々簡単な化学染料に押されて草木染をする人たちが減っているのも残念な事実です。
今後ますます草木染の価値は高まり、絨毯市場ではますます草木染の絨毯キリムの争奪戦が過熱しそうです。

そのバローチの絨毯の特徴的な濃く深く鮮やかな赤

赤を作り出すのが主にアカネです。
ナツメやザクロからも赤は出せますが、アカネの存在は不可欠。
コーヒーもアカネ科でしたね。5000年以上前から染料として利用され、ツタンカーメンのリネンからもアカネの痕跡が発見されました。赤い根でアカネ、わかりやすい。
バローチの住むエリアにたくさんある植物だったのでしょう。
バローチ独特の濃い赤はますます好まれる傾向にあります。
殺伐とした東京砂漠の我が家にも暖かい空間を作ってくれるバローチの絨毯です。

遊牧民の草木染(Plant dye)

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